
欧州ガス価格が反発、供給リスクが外交的期待を上回る
欧州の天然ガス価格が2%以上上昇して反発した。中東での外交的な進展への期待よりも、根強い供給ボトルネックと貯蔵ペースの遅れに対する懸念が市場で優勢となった。
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欧州の天然ガス価格が2%以上上昇して反発した。中東での外交的な進展への期待よりも、根強い供給ボトルネックと貯蔵ペースの遅れに対する懸念が市場で優勢となった。

国営石油会社のサウジアラムコは、9月積みのアジア向けアラブ・ライト原油公式販売価格(OSP)を、オマーン/ドバイ産原油の平均価格に対し1バレルあたり2.00ドルのディスカウントに設定した。これは2020年6月以来の低水準となる。

中東和平交渉が進展するとの観測から原油価格が大幅に下落し、インフレ懸念が後退。これを受け、米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ圧力が和らぐとの見方から、金利の付かない資産である金(ゴールド)が買われた。

欧州の天然ガス価格は火曜日に反発した。ホルムズ海峡における液化天然ガス(LNG)の輸送障害が継続していることが、中東での外交努力への期待感を上回り、供給リスクへの懸念が再燃した。

経済産業省が発表した7月末時点の石油備蓄は、前月比3日増の202日分となった。数カ月にわたる減少傾向から一転し、4カ月ぶりの増加に転じた。

主要なばら積み船の運賃を反映するバルチック海運指数(BDI)が4営業日続伸し、2週間ぶりの高値を付けた。特に鉄鉱石などを輸送する大型のケープサイズ船の運賃が大幅に上昇し、指数全体を押し上げた。

シカゴ商品取引所(CBOT)の小麦先物は、米国の春小麦の作柄改善が報告されたことを受け、反落して始まる見通し。黒海地域の供給不安を背景とした直近の上昇から一服する展開となっている。

シカゴ商品取引所(CBOT)の大豆先物は、米国中西部の穀倉地帯における降雨予報を受けて作柄懸念が後退し、下落した。一方で、中国向けの旺盛な輸出需要が相場の下値を支える展開となっている。

シカゴ商品取引所(CBOT)のトウモロコシ先物は、米中西部の穀倉地帯における降雨予報を受けて下落した。作柄への懸念が一時的に後退し、利益確定売りが広がったが、米国農務省による作柄評価の引き下げが下値を支える可能性もある。