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カナダドル、対米ドルで軟調推移 FRBの金融政策見通しとドル高が圧力

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Aug 28, 20261 min read
カナダドル、対米ドルで軟調推移 FRBの金融政策見通しとドル高が圧力
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外国為替市場でカナダドルが対米ドルで下落し、1週間ぶりの安値圏で推移している。米国の根強いインフレと堅調な経済指標を背景に米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げが続くとの観測が広がり、ドルが全面高となっていることが主な要因だ。

ドル高とFRBへの警戒感が重し

カナダドルは1米ドルあたりC$1.3885前後で取引され、前日比で約0.06%下落した。前日には約0.4%と大幅に値を下げ、一時8月19日以来の安値となるC$1.3892を記録していた。

市場の最大の注目点は、ジャクソンホール会議で予定されているFRB高官の発言だ。最近発表された米国の経済指標が、FRBのタカ派姿勢を後押ししている。

  • 7月個人消費支出(PCE)価格指数: 前年同月比で3.7%の上昇と、市場予想をわずかに上回った。
  • 第2四半期国内総生産(GDP): 年率換算で1.5%の成長が確認された。

これらのデータは、米国の金利が高水準で維持されるとの見方を強め、金利差の観点からドル買いを誘っている。市場では9月の追加利上げの確率が織り込まれ始めており、FRB高官の発言から今後の金融政策の手がかりを探ろうとする動きが活発化している。

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米加貿易摩擦の再燃も懸念材料

ドル高に加え、カナダと米国の貿易摩擦が再燃していることもカナダドルの上値を抑える要因となっている。貿易交渉が決裂した後、カナダ政府が約C$200億相当の米国からの輸入品に対し報復関税を発動すると発表。これに対し米国も新たな対抗措置を講じており、先行き不透明感がカナダ経済と通貨の見通しに影を落としている。

市場は新たな材料待ち

複数の下押し圧力にさらされているものの、カナダドルの下げ幅は限定的だ。当日の取引レンジはC$1.3873~C$1.3887と狭い範囲にとどまっており、市場参加者がジャクソンホール会議での発言という新たな材料を待つ「様子見姿勢」を強めていることを示唆している。今後の金融政策の方向性が明確になるまで、カナダドルは神経質な展開が続くとみられる。

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