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カナダドル、原油価格の急騰を追い風に上昇

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水曜日の外国為替市場でカナダドルが対米ドルで上昇した。主要輸出品である原油の価格が約6週間ぶりの高値に急騰したことが、資源国通貨であるカナダドルを支援した。
原油高がカナダドルを支援
この日のカナダドル上昇の主な要因は、原油価格の高騰にある。中東における米国とイラン間の敵対行為の激化や、イランの支援を受けるフーシ派による船舶への脅威など、供給途絶への懸念が強まった。
これにより、米国産原油先物(WTI)は一時2.3%高の1バレル=$86.24まで上昇し、約6週間ぶりの高値を記録した。カナダは世界有数の産油国であり、原油価格の上昇は同国の輸出収入を増加させ、通貨価値を押し上げる効果がある。
上値を抑える要因も
Ad一方で、カナダドルの上昇幅は限定的だった。米国が幅広いカナダ製品に対し50%の関税を課したことに象徴される、貿易を巡る継続的な不透明感が上値を重くしている。
また、月曜日に発表されたカナダのインフレ統計が市場予想を下回る伸びにとどまったことも、カナダドル買いを抑制する一因となった。物価上昇圧力の緩和は、カナダ銀行(中央銀行)による金融引き締め観測を後退させる可能性があるためだ。
市場の動向
カナダドルは対米ドルで0.2%高の1米ドル=1.4085カナダドル(1カナダドル=71.00米セント)で取引され、火曜日に付けた1週間ぶりの安値(1.4111)から値を戻した。なお、米ドル自体は、市場で日本銀行による円買い介入の可能性が意識される中、主要通貨バスケットに対して1週間ぶりの高値から下落していた。