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カナダドル、原油高で2週間ぶり安値から反発 BOC会合に注目

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原油価格の上昇と月末のヘッジフローを追い風に、カナダドルが対米ドルで反発した。一時、8月中旬以来となる2週間ぶりの安値まで下落していたが、その後値を戻した。
原油高がカナダドルを支援
外国為替市場でカナダドルは、1米ドルあたりC$1.389(約72.0米セント)近辺で取引された。セッション序盤には一時C$1.3911まで下落し、カナダドル安が進んでいた。
この反発の主な要因は原油価格の急騰だ。ホルムズ海峡周辺での米国とイランの軍事的緊張が再燃し、世界の石油供給への懸念が高まったことから、国際的な指標であるブレント原油は3%以上上昇し、1バレルあたり90ドルを突破した。カナダは主要なエネルギー輸出国であるため、原油価格の上昇はカナダドルの支援材料となる。
米利上げ観測が上値を抑制
Ad一方で、カナダドルの上値は限定的だった。米連邦準備理事会(FRB)が9月にも追加利上げに踏み切るとの市場観測が強まっているためだ。FRBのケビン・ウォルシュ議長は、インフレが2%の目標に向かわなければ追加の引き締めが必要になる可能性を示唆しており、これが米国の国債利回りと米ドルを押し上げている。
カナダドルは先週、約1%下落していた。カナダの第2四半期経済が年率換算で3.3%の力強い成長を示したにもかかわらず、米国が200億ドル相当のカナダからの輸入品に対し新たに50%の関税を課したことが嫌気された。
市場の焦点はBOCの金融政策へ
市場参加者の注目は、今週予定されているカナダ銀行(BOC)の金融政策決定会合と、米国で発表される雇用統計やインフレ指標に移っている。これらの結果は、カナダと米国の金融政策の相対的な方向性を決定づける可能性があり、為替相場の動向を占う上で重要な材料となる。