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カナダドルが上昇、予想上回るインフレ率で2週間ぶり高値

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Aug 17, 20261 min read
カナダドルが上昇、予想上回るインフレ率で2週間ぶり高値
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カナダドルが月曜日、対米ドルで上昇し、6月1日以来となる2週間ぶりの高値を付けた。7月の消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回ったことで、カナダ銀行(中央銀行)の金融引き締め姿勢が維持されるとの観測が強まった。

外国為替市場でカナダドルは一時、対米ドルで0.2%高の1米ドル=1.3850カナダドルまで上昇し、6月1日以来の高値となる1.3845カナダドルを付ける場面もあった。

予想を上回るインフレ率

カナダ統計局が発表した7月の年間インフレ率は3.0%となり、市場予想の2.9%を上回った。この上昇は、米国とイラン間の緊張激化によるガソリン価格の上昇が一因とされている。

変動の大きい項目を除いたコアインフレ指標であるCPIトリムとCPIメディアンは、それぞれ1.9%、2.0%となり、インフレ圧力の根強さを示唆した。この結果は、カナダ銀行が利下げに踏み切るハードルが高いことを市場に意識させ、カナダドル買いにつながった。

国債利回りの上昇と経済回復の兆し

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インフレ指標と連動して、カナダの国債利回りも上昇している。カナダの10年物国債利回りは、過去1カ月で約17ベーシスポイント上昇しており、これはG7諸国の国債の中で日本を除いて最大の上昇幅となる。

この利回り上昇の背景には、最近発表された雇用、貿易、GDPなどの経済指標が、年初の減速から国内経済が回復軌道にあることを示していることがある。堅調な経済指標が、カナダドルの支援材料となっている。

米国の追加関税がリスク要因

一方で、市場には懸念材料も存在する。米国は8月19日から、約200億ドル相当のカナダ製品に対し50%の追加関税を課す計画を発表している。これはカナダの対米輸出の約5.2%に相当する。

しかし、RBCのエコノミストは「米国の関税発動期限が迫り不確実性は増しているが、対象範囲が限定的であるため、経済全体の回復を頓挫させる可能性は低い」と分析しており、現時点では影響は一部の業界や地域に限定されるとの見方が優勢だ。

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