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カナダ、米国の追加関税回避へ貿易譲歩を協議か=関係筋

Summary
関係筋によると、カナダと米国は、トランプ政権が示唆する新たな報復関税を回避するため、カナダ側が譲歩する形での合意を協議している。米国は8月19日を期限に、広範な輸入品に50%の関税を課す可能性を示している。
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関係筋が7日に明らかにしたところによると、カナダと米国は、トランプ政権が警告する新たな関税の発動を回避するため、カナダ側が米国の貿易要求を受け入れる包括的な合意について協議している。
追加関税の脅威と交渉の背景
昨年再選されたトランプ大統領は、カナダからの輸入品に対して既に関税を課しているが、7月には米国の懸念事項が解決されない場合、8月19日付で広範な品目に50%の追加関税を課す方針を打ち出した。今回の協議は、この措置を回避することを目的としている。
この譲歩案については、カナダのグローブ・アンド・メール紙が最初に報じた。
譲歩案の詳細
交渉に詳しい関係筋が匿名を条件に語ったところによると、提案されている合意案の主な内容は以下の通り。
Ad- カナダ側の譲歩案: 米国産自動車への関税撤廃、乳製品の輸入割り当ての配分方法に関する米国の解釈への合意、主要州での米国産アルコール製品の店頭販売再開。
- 米国側の譲歩案: 既存のカナダ産鉄鋼・アルミニウムに対する関税の引き下げ。
ただし、同関係筋は、両国が合意に至る保証はないと強調している。特にアルコール製品の販売は州政府の管轄であるため、カナダ連邦政府が独断で決定できないことが課題の一つとなっている。
今後の見通しと課題
カナダ側は米国に対し、関税が発動されれば国内世論の反発が強まり、州レベルでのさらなる報復措置につながる可能性があり、交渉継続が困難になると伝えた模様だ。両国は8月19日の期限まで毎日協議を続ける予定だという。
今回の協議は、より広範な米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)の見直しの一環とされているが、この見直しは来年までずれ込む見通しだ。カナダのドミニク・ルブラン連邦大臣(米加貿易関係担当)の事務所およびジェイミーソン・グリア米国通商代表部(USTR)代表の事務所は、いずれもコメントを控えている。