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ブーツ・バーン株が急落、既存店売上高の伸び急減速を嫌気

Summary
米ウエスタン・アパレル小売のブーツ・バーンは、8月の既存店売上高の伸び率が前年同期の8.4%から2%へと大幅に鈍化したことを明らかにし、株価は52週安値を更新した。
米国のウエスタン・アパレル小売大手、ブーツ・バーン・ホールディングス(BOOT)の株価が15日の取引で6.5%急落した。同社がカンファレンスで発表した既存店売上高の伸びが大幅に鈍化したことが、投資家の売りを誘った。
既存店売上高の伸びが急減速
ゴールドマン・サックス主催のカンファレンスで、ブーツ・バーンは8月の既存店売上高の伸び率が2%にとどまったことを明らかにした。これは、前年同期に記録した8.4%の成長から著しく減速したことを示している。
ジョン・ヘイゼン最高経営責任者(CEO)によると、この2%というペースは9月の最初の3週間も継続しており、改善は主要な商品カテゴリーのほとんどで広範に見られるという。しかし、市場はこの成長鈍化の大きさを重く受け止めた。
市場の反応と株価動向
会社側は、新規店舗の好調により第2四半期の総売上高が従来ガイダンスの上限に達する見込みであることや、1株当たり利益(EPS)も同様にガイダンスの上限に着地する見通しであることを示唆した。しかし、こうした明るい見通しにもかかわらず、市場は既存店売上高の減速に焦点を当てた。
Adこれを受け、同社株は一時131.85ドルまで下落し、52週安値を更新。これは52週高値の210.25ドルを37%以上下回る水準である。アナリストの目標株価は190ドルから282ドルの範囲にあるが、現在の株価との乖離が拡大している。
背景と今後の見通し
当日はS&P 500が0.5%下落するなど、株式市場全体が軟調に推移したことも、ブーツ・バーン株への下押し圧力となった。特に一般消費財セクターが広く売られる中、同社の固有の要因が下げを増幅させた形だ。
急激な既存店売上高のトレンド鈍化、高値からの長期的な下落トレンド、そして市場全体の弱さが重なり、株価は1年ぶりの安値水準に沈んだ。重要な秋の商戦期を前に、同社の売上回復ペースに対する新たな疑問が浮上している。