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スウェーデンの鉱山大手ボリデン株が急落、第2四半期決算とM&Aへの懸念で

Summary
スウェーデンの金属・鉱業大手ボリデン社の株価が21日に急落。第2四半期決算で明らかになった操業上の問題や、新たなM&A(合併・買収)を巡る不透明感が嫌気された。
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Background
スウェーデンの金属・鉱業大手ボリデン(Boliden AB)の株価が21日の欧州市場で5.6%超の急落を記録した。同日朝に発表された2026年第2四半期決算報告書の内容が、投資家の売りを誘う形となった。
決算に影を落とす操業問題
決算報告によると、第2四半期には計画されていた製錬所のメンテナンスが集中し、営業利益に対して3億5,000万スウェーデン・クローナのマイナス影響があった。これは第1四半期の時点で予告されていたものの、改めて業績の重荷として認識された。
さらに、2026年3月に発生したガルペンベリ鉱山での地震活動の影響も続いている。この影響で同鉱山の生産量は通常レベルの約30%にまで落ち込んでおり、会社は通期の鉱石処理量見通しの大幅な引き下げを余儀なくされた。
AdM&Aを巡る不透明感
今回の決算発表で、ボリデンは新たにネクサ・リソーシズ(Nexa Resources)の株式取得の可能性について協議中であることを明らかにした。操業見通しに既に圧力がかかっている中、このM&Aに関する不透明感が投資家心理をさらに悪化させた。
これら複数の悪材料が重なり、同社の短期的な収益見通しに対する市場の懸念が強まった。株価は43.13ユーロまで下落し、52週高値の67.96ユーロを大きく下回る水準で取引されている。