Story
ブルームバーグ、プライベート市場データ企業Canoe Intelligenceを買収へ

Summary
金融情報サービスのブルームバーグLPは、プライベート市場のデータ収集を自動化するCanoe Intelligenceの買収で合意した。買収により、機関投資家向けの非公開市場に関するデータ提供能力を強化する。
金融情報サービス大手のブルームバーグLPは、プライベート市場のデータ収集・分析プラットフォームを提供するCanoe Intelligenceを買収することで合意したと発表した。買収条件などの詳細は開示されていない。
買収の背景と目的
今回の買収は、成長を続けるプライベート市場におけるデータ提供を強化するというブルームバーグの戦略の一環だ。機関投資家、ウェルスマネージャー、ファミリーオフィスなどが、非公開市場への投資に関する洞察を深めることを支援する狙いがある。
Canoe Intelligenceは、代替投資に関する膨大な文書からデータを自動的に抽出し、整理する技術を持つ。同社は毎月150万件以上の文書を処理し、4万4000以上のファンドをカバーしている。ブルームバーグとCanoeは今年初めに提携し、Canoeのデータをブルームバーグのプラットフォームに統合する取り組みを進めていた。
Adプライベート市場データ事業の強化
ブルームバーグのプラットフォームは、すでに300万社以上の未公開企業、5万以上のプライベートファンド、1万6000件のプライベート・ダイレクトローンに関するデータを保有している。Canoeの技術を獲得することで、これらのデータの収集と分析プロセスをさらに自動化し、顧客への提供価値を高めることが期待される。
Canoeは過去に、ブラックストーン、カーライル・グループ、ゴールドマン・サックスといった大手金融機関から出資を受けていた。本取引において、Canoeの財務アドバイザーはジェフリーズ・ファイナンシャル・グループが、法務アドバイザーはクーリー法律事務所が務めた。