Story

ブルーム・エナジー株が反落、年初来220%急騰後の利益確定売りに押される

ENTHMSVIIDZHZH-TWJAKOHI
Sep 10, 20261 min read
ブルーム・エナジー株が反落、年初来220%急騰後の利益確定売りに押される
Text size
Background

クリーンエネルギー技術を手がけるブルーム・エナジー(BE)の株価が10日午前の取引で反落した。株価は一時257.01ドルまで下落した後、前日比1.8%安の264.40ドルで推移している。今年最大級の上昇相場を演じた後、投資家が利益確定を急いだ格好だ。

大幅上昇後の利益確定売り

同社株は7月下旬の好決算発表以降に約70%、年初来では前日までに約220%という驚異的な上昇を記録していた。このため、直接的な悪材料がない中でも、過熱感を冷ますための調整が入りやすい地合いとなっていた。

市場関係者の間では、バリュエーション(株価評価)に対する懸念が指摘されている。同社の株価収益率(PER)は実績ベースで312倍近く、市場平均を大きく上回っており、割高感が意識されている。また、富邦證券(Fubon)は同社株のカバレッジを「買い」推奨、目標株価330ドルで開始したが、これは直近高値の351.28ドルからの上昇余地が限定的であることを示唆しており、好材料の多くが既に株価に織り込まれているとの見方を補強した。

Sample IUX Markets – In-articleAd

市場全体のリスクオフムードも重荷に

この日は株式市場全体が軟調に推移しており、S&P 500種指数が0.7%安となるなど、主要3指数がそろって下落。米国債利回りの上昇や中東の地政学的緊張、重要なインフレ指標の発表を前にした警戒感が、リスク資産全般への売り圧力となっている。

ブルーム・エナジーのベータ値(市場全体に対する株価の感応度)は3.8近くと非常に高く、市場全体が変動する際に株価が増幅して動く傾向がある。今回の下落は、急騰後の自然な調整と、市場全体の地合い悪化が重なったものとみられる。なお、9月21日に予定されているS&P 500種指数への採用や、AIデータセンター向け需要の拡大といったポジティブな材料は依然として有効であり、今後の動向が注目される。

Back to latest news

LATEST