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ビットコイン、6万3300ドル台に下落 米規制の遅れが利上げ観測後退を相殺

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暗号資産(仮想通貨)の代表格であるビットコインは金曜日、米国の規制を巡る不透明感が重しとなり、一時6万3315ドルまで下落した。米国のインフレ指標の軟化を受けて利上げ懸念が和らいだものの、その好材料を打ち消す形となった。
SEC、トークン化証券の規制措置を延期か
コインデスク(CoinDesk)が木曜日に報じたところによると、米証券取引委員会(SEC)は、トークン化された証券に対する「イノベーション免除」措置の導入をさらに延期する見通しだ。この計画に対し、ホワイトハウスやウォール街から法的根拠や市場への影響について懸念が示されたことが背景にあるという。
この免除措置は金曜日に一部が発表される予定だったが、SECは木曜遅くに会議を中止したとコインデスクは伝えている。この遅れは、現在議会で審議中の「デジタル資産市場明確化法(Digital Asset Market Clarity Act)」の交渉を複雑化させる可能性があるとの懸念が背景にあるとされ、暗号資産市場の規制整備が遅々として進まない現状が、投資家心理を冷やしている。
利上げ観測後退も、市場の反応は限定的
Ad一方、7月の米インフレデータが市場予想を下回ったことで、米連邦準備制度理事会(FRB)による当面の利上げ観測は後退した。これは通常、株式などのリスク資産にとって追い風となる。
しかし、暗号資産市場の反応は限定的だった。投資家の資金は、好決算が相次いだハイテク株やAI関連株に向かい、暗号資産は他のリスク資産の上昇に乗り遅れる展開となった。主要なアルトコインも軒並み下落している。
- イーサ(ETH): 1.1%下落し、1,877ドル
- XRP: 0.7%下落
- ソラナ(SOL): 1.1%下落
- カルダノ(ADA): 1%下落