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ビットコイン6万5000ドル台で安定、米国の暗号資産規制法案「クラリティ法案」の進展に注目

暗号資産(仮想通貨)の代表格であるビットコインは、直近の高値圏である6万5000ドル近辺で安定した値動きとなっている。市場参加者は、米国の暗号資産市場の構造を定める重要法案「クラリティ法案」の新草案を巡る動きを注視している。
Investing.comによると、ビットコインは0.3%安の65,732.3ドルで取引された。年間最安値からの大幅な反発を経て、今週初めに付けた5週間ぶりの高値に近い水準を維持している。
「クラリティ法案」の新草案が焦点に
ワシントンでは22日、長らく審議が停滞していた「クラリティ法案」の新草案が回覧され、上院での最終採決に向けた一歩と見なされている。この法案は、米国における暗号資産の規制の枠組みを確立することを目的としている。
今回の草案には、大統領やその他の政府高官による暗号資産に関する利益相反を防ぐための倫理規定が盛り込まれた。この規定は、トランプ大統領が昨年、暗号資産関連で10億ドル以上の利益を得ていたことが財務情報開示で明らかになり、民主党から利益相反の懸念が指摘されたことを受けて、共和党上院議員とトランプ氏との協議を経て追加された。
また、新草案は、利用者の資産を管理しない開発者を送金業者として扱わないことを定めた「ブロックチェーン規制明確化法」を維持する内容となっている。
市場への影響と地政学的リスク
Adクラリティ法案の進展は、規制の明確化が機関投資家の参入を促すとの期待から、市場にとって長期的な好材料と見られている。しかし、これまでステーブルコインの扱いなどを巡る対立から審議が難航しており、今後の先行きは依然として不透明だ。
一方で、暗号資産市場の本格的な回復は、中東情勢の緊迫化によって上値が抑えられている側面もある。米国とイラン間の報復攻撃や、イエメンのフーシ派による紅海での新たな動きが、投資家心理の重しとなっている。
主要アルトコインの動向
ビットコインの値動きが限定的となる中、他の主要な暗号資産(アルトコイン)も同様に小幅な動きに留まった。主な動向は以下の通り。
- イーサリアム(ETH): 0.4%高の1,922.24ドル
- XRP: 0.3%高
- ソラナ(SOL): 0.4%高
- カルダノ(ADA): 1.6%高