Story
BHP株が下落、中国の規制圧力と鉄鉱石価格の停滞を嫌気

Text size
Background
資源大手BHPグループの株価は木曜日、3.0%下落し62.66豪ドルで取引を終えた。中国における新たな規制圧力への懸念と、鉄鉱石価格の伸び悩みが重しとなった。
中国の規制強化懸念が波及
今週初め、中国の鉄鉱石輸入の50%以上を管理する中国鉱物資源集団(CMRG)が、国内の製鉄会社に対し、BHPの競合であるリオ・ティント社の「ピルバラ・ブレンド」の購入交渉を一時停止するよう指示したと報じられた。この動きは、BHPも同様に中国当局の監視対象となるのではないかとの懸念を市場に広げた。
この警戒感は、BHPが最近CMRGと1年間の供給契約を締結したばかりであるにもかかわらず高まっている。中国は鉄鉱石の主要な買い手であるため、同国の政策動向はBHPのような資源企業の収益に直接的な影響を与える可能性がある。
Ad鉄鉱石価格の停滞と市場への影響
木曜日の鉄鉱石価格が狭いレンジでの動きにとどまったことも、BHP株への追加的な圧力となった。資源価格の支援が得られない中、売りが優勢となった形だ。
この日のBHP株と、同様に下落したリオ・ティント株は、オーストラリア株式市場の主要指数であるASX 200指数全体を押し下げる要因となった。同指数は1.4%安で引けている。