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ババリアン・ノルディック株が上昇、新CEO就任で経営不安が後退

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デンマークのワクチンメーカー、ババリアン・ノルディックの株価は17日、2.2%上昇し205.8デンマーククローネで取引された。同社がターニャ・ステンヴァル(Tarja Stenvall)氏を2026年10月15日付で新社長兼最高経営責任者(CEO)に任命すると発表したことが、投資家心理を押し上げた。
新CEO就任で経営の不透明感を払拭
今回のCEO人事は、今年初めに個人的な理由で退任の意向を表明していたポール・チャップリン(Paul Chaplin)氏の後任を決定するもので、これまで株価の重しとなっていた経営トップの不透明感を解消する動きとして市場に歓迎された。
新CEOに就任するステンヴァル氏は、世界の主要製薬会社3社で輝かしい経歴を持つ。直近ではサノフィで糖尿病・心血管疾患領域のシニアバイスプレジデント兼グローバルフランチャイズ責任者を務め、100億ユーロ規模の事業を統括した。それ以前はアストラゼネカやファイザーで、ワクチンを含む専門医薬品や一般用医薬品分野において、国、地域、グローバルレベルでの要職を歴任しており、同社の事業目標に適した人物と見られている。
Ad自社株買いも株価を下支え
株価を後押しした要因はCEO人事だけではない。同社が2026年9月1日に開始した最大2億5000万デンマーククローネの自社株買いプログラムも、ここ数週間の株価をテクニカルに下支えしている。
この日のデンマーク株式市場は、主要株価指数であるOMXコペンハーゲン25が約1.1%下落する軟調な展開だった。その中で同社株が逆行高となったことは、今回の株価上昇が個別材料に起因することを示唆している。経営陣の不透明感の解消と継続的な自社株買いが、投資家に安心感を与えた格好だ。