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英住宅大手バラット・レッドロウ株が上昇、配-当停止と大規模自社株買いを好感

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Jul 15, 20261 min read
英住宅大手バラット・レッドロウ株が上昇、配-当停止と大規模自社株買いを好感

Summary

英国の住宅建設大手バラット・レッドロウは、市場予想に沿った業績と、配当を停止し3億8600万ポンドの自社株買いに切り替えるという株主還元方針の大転換を発表し、株価が2.3%上昇した。

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英国のFTSE100種構成銘柄である住宅建設大手バラット・レッドロウの株価が、取引状況報告の発表を受けて2.3%上昇した。同社は市場予想に沿った調整後税引前利益を達成したことに加え、株主還元方針を配当から大規模な自社株買いへと大きく転換することを明らかにした。

配当から自社株買いへの大胆な転換

同社は2026年6月28日に終了した52週間で17,667戸の住宅を完成させ、業績は市場のコンセンサス通りだったと報告した。これと同時に、2026年度の期末配当および2027年度の中間配当を停止し、代わりに総額3億8600万ポンド(約780億円)の自社株買いプログラムを開始すると発表した。

この方針転換の背景には、同社の株価が有形純資産価値(TNAV)に対して大幅なディスカウントで取引されている状況がある。このディスカウント率は2月の9%から発表時点では36%まで拡大しており、経営陣は配当よりも自社株買いの方が資本効率の高い資金活用法であると判断した。自社株買いの第一弾として、直ちに最大1億9000万ポンドの買い付けが開始される。

経営陣の刷新と市場環境

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企業統治の面では、デイビッド・トーマス最高経営責任者(CEO)が2026年9月21日付で退任し、後任にディーン・バンクス氏が就任することが確認された。また、レベッカ・フォード氏が8月に最高財務責任者(CFO)として加わる予定だ。

一方で、英国の住宅建設セクターは依然として厳しい環境に直面している。同社も、住宅ローン金利の上昇、住宅取得能力の圧迫、低調な消費者信頼感が需要の重しとなっていることを認めている。同社の株価は52週高値の409.6ペンスを大きく下回る水準にある。

市場の反応

市場は、予想通りの安定した業績、予想を上回る規模の自社株買いへのコミットメント、そして経営陣交代の明確化を好感した。株価は一時295ペンスまで上昇し、最終的に284.3ペンスで取引を終えた。この株価上昇は、セクターが直面するマクロ経済的な逆風を考慮すると、熱狂的な買いではなく、慎重ながらも楽観的な見方を反映したものと言える。

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