Story
バークレイズ、南ア・ランドの短期的な上昇を予測 割安感と金融政策が要因

Summary
バークレイズは、南アフリカランドが割安であることや中央銀行の金融引き締め姿勢を理由に、短期的には上昇すると予測しています。しかし、中期的には米ドルの上昇に伴い下落するとの見通しです。
Text size
Background
バークレイズは、南アフリカランドが短期的には上昇するとの見通しを示しました。同行の分析によると、ランドは現在の水準で1%割安と評価されており、南アフリカ準備銀行(中央銀行)が継続している金融引き締め政策も、短期的にはランド相場を支える要因になると指摘しています。
一方で、中期的な見通しとしては、米ドルの上昇を予測しています。バークレイズは、世界市場全体でドル高が進むとの広範な見通しを反映し、対米ドルでランドは下落(USDZARは上昇)すると予想しています。
しかし、過去のドル高局面と比較して、ランドの下落ペースは緩やかになると同行は見ています。その理由として、ランドが中・東欧、中東、アフリカ(CEEMEA)地域において高金利通貨(ハイキャリー通貨)としての地位を確立していることを挙げています。
Adこの高金利という特性が、米ドル上昇による下落圧力の一部を相殺する緩衝材の役割を果たすとバークレイズは分析しています。