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バンク・オブ・アメリカ、カナダドル/円のショートを推奨 USMCA巡る関税懸念を背景に

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バンク・オブ・アメリカ(BofA)のストラテジストは21日、カナダドル/円(CAD/JPY)のショート(売り)ポジションを構築したことを明らかにした。米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)を巡る不確実性の高まりと、日本当局による円買い介入の可能性が主な理由として挙げられている。
取引戦略の詳細
BofAのストラテジスト、アレックス・コーエン氏、ヤマダ・シュンスケ氏、マーカス・ボーマン氏が発表したレポートによると、具体的な取引内容は以下の通り。
- 通貨ペア: カナダドル/円 (CAD/JPY)
- ポジション: ショート(売り)
- エントリー水準: 115.65円
- 目標値: 112.00円
- 損切り(ストップロス): 118.90円
レポートが発表された時点で、カナダドル/円は115.59円近辺で取引されていた。
カナダドルへの下押し圧力
Adストラテジストらは、カナダドルに対する弱気見通しの背景として、USMCAを巡る不透明感の高まりを指摘している。レポートでは「一部品目に対する新たな50%の関税が課されるとの報道を受け、USMCAの不確実性が高まった」と述べられており、貿易摩擦の激化がカナダ経済および同国通貨の重しになるとの見方が示された。
円相場への支援材料
一方で、円に対しては強気の材料が指摘されている。BofAは、日本当局による為替介入が「当面の円安進行に対する防衛ラインとして機能する可能性が高い」と分析。これにより、円のさらなる下落は抑制されると見ている。
さらに、日本の公的年金基金が国内資産への配分を増やす可能性にも言及した。これが実現すれば、外貨建て資産を売却し円資産を購入する動きにつながるため、円相場にとって支援材料となる可能性がある。