
原油価格、7月中旬以来の大幅な週間上昇へ 米・イランの緊張激化で
米国とイランの対立激化を受け、中東からの供給リスクへの懸念が強まり、原油価格は7月中旬以来の大幅な週間上昇を記録する見通し。ブレント、WTIともに大幅に続伸している。

米国とイランの対立激化を受け、中東からの供給リスクへの懸念が強まり、原油価格は7月中旬以来の大幅な週間上昇を記録する見通し。ブレント、WTIともに大幅に続伸している。

米エネルギー情報局(EIA)が発表した週間在庫統計によると、8月28日までの週の米原油在庫は市場予想を大幅に上回る450万バレルの減少となった。製油所の稼働率上昇が背景にある。

北西ヨーロッパのガソリン精製マージンが、供給逼迫と低在庫を背景に1バレルあたり59.41ドルまで急騰した。この水準は、2022年のエネルギー危機時に記録した過去最高値に迫るものとなる。

欧州の小麦先物価格が契約来高値を更新した。ロシアとウクライナの港湾施設への攻撃が続き、黒海地域からの穀物輸出が滞るとの懸念が市場で強まっている。

ドル安と米国債利回りの低下を背景に、金価格が2%以上急騰し、1オンス4500ドルに迫った。市場の注目は、金融政策の先行きを占う上で重要な米雇用統計に移っている。

米エネルギー情報局(EIA)の月報によると、6月の米国原油生産量と石油製品需要がともに前月から増加した。天然ガス生産量も過去最高水準に迫っている。

インターコンチネンタル取引所(ICE)の原糖先物相場が、世界的な供給懸念を背景に16カ月ぶりの高値を付けた。最大消費国インドの供給不安や、最大生産国ブラジルでの収穫遅延の見通しが価格を押し上げている。

米エネルギー情報局(EIA)が発表した週間在庫統計で留出油在庫が市場予想に反して増加したにもかかわらず、欧州のディーゼル利ざやは供給懸念を背景に歴史的な高値圏で安定的に推移した。

西アフリカ産原油の価格差が横ばいで推移。中東の供給不安や輸送コスト高騰で価格が上昇した後、買い手の需要が抑制されており、市場の先行き不透明感が強まっている。