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アプライド・デジタル株が急騰、予想を大幅に上回る決算と大型契約を好感

Summary
AIデータセンター事業を手掛けるアプライド・デジタルが、市場予想を大幅に上回る第4四半期決算と202億ドル規模の新規長期契約を発表し、株価は時間外取引で急騰した。
AIインフラを手掛けるアプライド・デジタル(Applied Digital)が、市場予想を劇的に上回る2026年度第4四半期決算を発表したことを受け、同社株は時間外取引で5.3%急騰した。好調な業績に加え、大規模な新規契約の締結が投資家心理を強く押し上げた。
予想を覆す好決算
同社が発表した第4四半期決算は、主要な指標すべてでアナリスト予想を大幅に上回った。
- 売上高: 2億5870万ドル。コンセンサス予想の約9500万ドルを170%以上上回り、前年同期比では407%の増加となった。
- 調整後1株当たり利益(EPS): 0.04ドルの黒字。市場では0.19ドルの赤字が予想されており、これを大きく覆す結果となった。
予想外の黒字転換と爆発的な収益の伸びは、同社の事業が急速に収益化フェーズに入ったことを示唆している。
AIインフラ需要を背景に大型契約を締結
Ad決算と同時に、同社は投資適格級の大手ハイパースケーラー1社と、新たに3件の長期リース契約を締結したことを明らかにした。契約期間は15年で、電力容量は合計810メガワット(MW)に上る。これにより、契約ベースで約202億ドルの収益が見込まれるという。
この新規契約により、同社の契約済みIT電力容量の合計は1.4ギガワット(GW)、契約収益の総額は約360億ドルに達した。CEOのウェス・カミンズ氏は「当社にとって決定的な四半期であり、決定的な一年を締めくくるものだ」と述べ、同社のAIインフラプラットフォームに対する自信を表明した。
市場の反応と背景
この日の米国株式市場は、S&P 500が0.04%高とほぼ横ばいであったことから、アプライド・デジタルの株価上昇は完全に同社固有の好材料によるものだ。同社株は、AIデータセンターの経済性や顧客集中リスクに対する投資家の懐疑的な見方を背景に、直近数ヶ月で52週高値から大きく調整していた。
今回の歴史的な増収、黒字転換、そして大規模な長期契約の確保は、同社のAIインフラ構築が持続可能で大規模な収益源に結びついていることを証明した。これにより、市場の懸念が払拭され、株価が時間外で大きく押し上げられる要因となった。