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アップル株、決算発表後に時間外で下落 サービス・中国部門が予想下回る

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Jul 30, 20261 min read
アップル株、決算発表後に時間外で下落 サービス・中国部門が予想下回る

Summary

アップルが発表した2026年度第3四半期決算は、売上高と利益が市場予想を上回ったものの、主要なサービス部門と中華圏での売上高が予想に届かず、株価は時間外取引で下落した。

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米アップルが発表した2026年度第3四半期(4~6月期)決算は、売上高と1株当たり利益(EPS)が市場予想を上回ったにもかかわらず、同社株は決算発表後の時間外取引で4.5%下落し、318.53ドルを付けた。投資家が注視するサービス部門と中華圏での売上高が予想に届かなかったことが嫌気された。

決算内容の詳細

同社の第3四半期の総売上高は前年同期比16%増の1,094億ドル、希薄化後EPSは同29%増の2.02ドルとなり、いずれもアナリスト予想を上回った。しかし、部門別に見ると、投資家の期待を裏切る結果となった。

  • サービス部門売上高: 307億4000万ドル(市場予想:312億2000万ドル)
  • 中華圏売上高: 188億ドル(市場予想:195億ドル)
  • iPad売上高: 61億9000万ドル(市場予想:69億2000万ドル)

iPhone、Mac、ウェアラブル部門は予想を上回ったものの、成長の柱と見なされる上記セグメントの不振が、全体の好調な数字を打ち消す形となった。

株価下落の背景

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今回の株価下落には複数の要因が影響している。まず、EPSが11セント分、一過性の関税還付金によって押し上げられており、利益の「質」に対する懸念が生じた。これは、2026年2月に米連邦最高裁判所が過去の関税を無効とした判断に伴うものである。

さらに、アップル株は2026年に入ってから約25%上昇し、決算発表直前には時価総額が一時5兆ドルに達するなど、市場の期待が極めて高い水準にあった。このため、好材料の多くは既に株価に織り込み済みで、完璧に近い内容でなければ売られやすい地合いだったと言える。また、ティム・クックCEOにとって最後の決算説明会となり、9月1日付でジョン・ターナス氏が新CEOに就任することも、経営陣の移行に伴う不透明感につながった。

市場の反応と今後の見通し

同日の米国株式市場は主要3指数が小幅高で引けており、アップル株の下落はマクロ経済要因ではなく、同社固有の決算内容に起因するものであることが示された。投資家は、全体の数字が予想を上回っても、将来の成長を牽引すると期待されるサービス部門と巨大市場である中国での減速を重く見た。

今回の値動きは、期待先行で買われた銘柄が、材料出尽くしで売られる典型的な「噂で買って事実で売る」展開となった。高いバリュエーションを正当化するには、全部門での圧倒的な好業績が必要だったが、その期待には応えられなかった形だ。

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