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アムジェン、107億ドルの税務問題巡る株主訴訟で7400万ドルの和解に合意

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Jul 21, 20261 min read
アムジェン、107億ドルの税務問題巡る株主訴訟で7400万ドルの和解に合意

Summary

バイオ医薬品大手のアムジェンは、107億ドルに上る米内国歳入庁(IRS)からの追徴課税リスクの開示が遅れたとして株主が起こした集団訴訟で、7400万ドルを支払うことで和解に合意した。同社は不正行為を否定している。

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バイオ医薬品大手のアムジェンは、107億ドルに上る可能性のある税金負債の開示を遅らせたとして株主が起こした集団訴訟について、7400万ドル(約116億円)を支払うことで和解に合意した。ロイター通信が報じたこの暫定和解案は、今後ニューヨーク州マンハッタンの連邦裁判所判事による承認が必要となる。

和解の概要

この集団訴訟は、フィラデルフィアのアスベスト労働者年金基金が筆頭原告となり、2020年7月29日から2022年4月27日までの間にアムジェン株を保有していた投資家を代表して提起された。アムジェンは和解に合意したものの、不正行為は一貫して否定しており、「訴えにはメリットがないと考えている」との立場を改めて表明している。

連邦判事は2024年9月、アムジェンによる訴えの棄却申し立てを退けていた。

訴訟の背景にある税務紛争

訴訟の根本原因は、米内国歳入庁(IRS)との大規模な税務紛争にある。IRSは、アムジェンが2010年から2015年にかけて、主にプエルトリコの製造子会社に不当に利益を移転したことで納税額を過少申告したと主張している。これは「移転価格税制」として知られる国際税務の問題に関連する。

IRSがアムジェンに請求している金額の詳細は以下の通り。

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  • 未払い税金および利息: 87億ドル
  • 罰金: 20億ドル
  • 合計: 107億ドル

アムジェンによると、この税務紛争に関する米連邦租税裁判所の判断が年内にも下される可能性があるという。

株主の主張と市場への影響

原告株主らは、アムジェンがこの巨額の税務リスクの開示を不当に遅らせたことで、株価が人為的に高く維持されていたと主張した。実際に、同社が税務リスクを開示した後、株価は2度にわたり大幅に下落した。

  • 2021年8月4日: 6.5%下落
  • 2022年4月28日: 4.3%下落

今回の和解は、企業が投資家に対して潜在的な財務リスクを適時かつ透明性をもって開示することの重要性を改めて示している。投資家にとっては、企業の偶発債務が株価に与える影響を注視する必要がある。

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