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アメックス、通期収益見通しを上方修正-富裕層の堅調な消費が追い風

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アメリカン・エキスプレス(AmEx)は24日、2026年通期の収益成長率見通しを上方修正した。経済の先行き不透明感が残る中でも、同社の主要顧客である富裕層による旅行や外食への支出が堅調に推移し、第2四半期(4~6月期)決算が市場予想を上回ったことが背景にある。
第2四半期決算は予想を上回る
同社が発表した第2四半期決算は、市場の期待を上回る力強い内容となった。富裕層の消費動向を示す先行指標として、投資家から注目されている。
- 1株当たり利益: 4.53ドル(前年同期は4.08ドル)。アナリスト予想の4.40ドルを上回った。
- 収益: 前年同期比10%増の196億ドル。
- 請求事業額(カード利用額): 為替変動の影響調整後で9%増の4558億ドル。
スティーブン・スクERI最高経営責任者(CEO)は声明で、「価値提案への投資が支出と収益の成長を加速させており、年初6カ月で予想を上回る勢いが見られる」と述べた。
富裕層の消費が業績を牽引
AdAmExのビジネスモデルは、幅広い層の借り手を対象とする競合他社とは異なり、高所得者層に大きく依存している。この顧客層は一般的にインフレ圧力への耐性が高く、裁量的支出を維持しやすい傾向がある。
今回の好調な業績は、この戦略が功を奏していることを示している。旅行や外食といった分野での支出が特に活発で、全体のカード利用額を押し上げた。
通期見通しと信用コスト
好調な第2四半期決算を受け、同社は2026年通期の収益成長率見通しを10%に引き上げた。これはLSEGがまとめた市場予想と一致する水準。なお、利益成長率の見通しは据え置いた。
また、将来の貸し倒れに備える貸倒引当金は11億ドルとなり、前年同期の14億ドルから減少した。これは、顧客の返済能力に対する同社の自信の表れと見なすことができる。