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独アマデウス・ファイア株が5.7%高、決算発表を前に期待感高まる

Summary
ドイツの人材サービス大手アマデウス・ファイアの株価が急騰。8月3日に予定される2026年上半期決算の発表を前に、業績回復への期待と株価の割安感から買いが集まった。
ドイツの人材・研修サービス大手、アマデウス・ファイア(Amadeus Fire AG)の株価が28日の取引で5.7%高の25.85ユーロまで急騰した。同社が8月3日に2026年上半期の連結決算を発表すると事前告知しており、これを前に業績回復シナリオを期待する投機的な買いが集まった模様だ。
決算への期待と割安感が株価を押し上げ
今回の株価上昇の直接的な企業材料は発表されていない。しかし、市場参加者は8月3日に予定されている2026年1月~6月期の中間報告に注目している。投資家は、この決算発表が業績回復のきっかけになる可能性を織り込み始めているようだ。
株価の割安感も買いを誘う要因となっている。現在の株価は、数週間前に付けた52週安値の18.74ユーロからは回復しているものの、52週高値の67.70ユーロを依然として60%以上も下回る水準にある。
Adアナリストの強気見通しと良好な市場環境
一部のアナリストによる強気な評価も株価を支えている。少なくとも一人のアナリストは、同社株の投資判断を「買い」とし、目標株価を80ユーロに設定している。この背景には、約600万ユーロに上るリストラ関連費用が将来的に剥落し、収益性が改善するとの見方がある。ただし、本格的な事業回復は2027年以降になるとも指摘されている。
この日はドイツ株価指数(DAX)が上昇するなど、市場全体の地合いが良好だったことも、ドイツの中小型株である同社株にとって追い風となった。また、今年に入ってから役員による自社株買いが確認されており、これもポジティブな材料と見なされている。来たる決算発表は、今回の株価上昇にファンダメンタルズの裏付けがあるかを判断する上での試金石となるだろう。