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米株価先物は小幅高、決算受けテスラとアルファベットは時間外で下落

米国の主要株価指数先物は小幅に上昇しているものの、市場引け後に第2四半期決算を発表したアルファベットとテスラの株価は時間外取引で下落した。両社の決算は、人工知能(AI)開発に伴う莫大なコストへの懸念を浮き彫りにする内容となった。
決算内容が嫌気され、大手2社が下落
時間外取引で、グーグルの親会社であるアルファベット(GOOGL)の株価は2.4%下落し、電気自動車(EV)大手のテスラ(TSLA)も約4%安となった。両社ともに市場予想を下回る決算内容となり、特にAI関連への大規模な支出が収益を圧迫したことが嫌気された。
AI投資のコストが重荷に
今回の決算は、AI分野での競争を勝ち抜くために必要な先行投資の大きさを市場に改めて認識させた。投資家の間では、AIがもたらす将来の成長期待と、足元の収益性悪化との間で評価が分かれている。
アルファベット
アルファベットは、調整後1株当たり利益(EPS)が市場予想に届かなかった。同社は2026年の設備投資計画を150億ドル引き上げ、1950億ドルから2050億ドルの範囲になるとの見通しを示した。AIおよびクラウドサービスへの旺盛な需要を投資拡大の理由として挙げたが、史上初めてフリーキャッシュフローがマイナスに転じたことが投資家の警戒感を誘った。
Adテスラ
テスラは第2四半期の純利益が市場予想を下回った。同社もAIへの大規模な支出や、中核である自動車事業の利益率低下を背景に、キャッシュフローがマイナスに転じた。EVの販売台数自体は大幅に増加したものの、AI企業への転換を目指す中での設備投資の増加が全体の収益を圧迫する形となった。
市場の反応と今後の見通し
個別銘柄が大きく動く一方、市場全体としては比較的落ち着いている。日本時間午前10時過ぎの時点で、各先物指数は小幅高で推移している。
- S&P 500先物: +0.1%
- ナスダック100先物: +0.26%
- ダウ平均先物: +0.1%
アルファベットとテスラの決算は、AI関連銘柄の過熱したバリュエーションに対する懸念が続く中で、各社の資本効率がより厳しく問われる可能性を示唆している。今後の決算シーズンでも、AI投資と収益性のバランスが主要な焦点となりそうだ。