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アルバートソンズ株が急落、決算ミスと大幅な通期見通し引き下げで

Summary
米スーパー大手のアルバートソンズの株価が23%以上急落。市場予想を大幅に下回る第1四半期決算と通期業績見通しの深刻な下方修正、CFOの退任発表が重なり、投資家の売りを誘った。
米国のスーパーマーケット大手アルバートソンズ(ACI)の株価が、23日の取引で23.5%という大幅な下落を記録した。市場予想を大きく下回る第1四半期決算の発表に加え、通期の業績見通しを大幅に引き下げたことが、投資家の強い失望を招いた。
決算と業績見通しが嫌気される
同社が発表した2026年度第1四半期決算によると、調整後1株当たり利益(EPS)は0.42ドルとなり、アナリスト予想の0.54ドルを大きく下回った。また、既存店売上高は前年同期比で0.8%の減少となった。
さらに深刻なのは、通期の業績見通しの大幅な下方修正だ。同社は通期の調整後EPS見通しを、従来の2.22〜2.32ドルのレンジから1.75〜1.85ドルへと引き下げた。調整後EBITDA見通しも35.9億ドルに下方修正され、これはアナリスト予想を約3億ドル下回る水準である。
経営陣の交代と事業再編
決算発表と同時に、シャロン・マッコラム社長兼最高財務責任者(CFO)が年内に退任する計画も明らかにされた。重要な経営幹部の退任は、先行きの不透明感をさらに強める材料となった。同社は後任者の選定を進めているとしている。
Adアルバートソンズはまた、大規模な事業再編計画も公表した。11の事業部門を4つの地域に集約し、日用品などのマーチャンダイジングを本社チームに一元化する。スーザン・モリスCEOは、この再編が「意思決定の迅速化と競争力強化」を目的としていると説明したが、市場はこれを守りの姿勢と受け取った。
市場の反応と業界の課題
一連の悪材料を受け、アルバートソンズの株価は一時、52週安値となる11.02ドルまで下落した。ウェルズ・ファーゴは同社の投資判断を「オーバーウエート」から「イコールウエート」に引き下げ、目標株価を11ドルに設定した。
この背景には、従来のスーパーマーケットが直面する構造的な課題がある。ガソリンや食料品の価格高騰により、中・低所得者層の消費者がウォルマートのような量販店や、積極的に店舗網を拡大しているアルディなどのディスカウントストアに流れている。競合のクローガー(Kroger)の株価も連れ安しており、この逆風がアルバートソンズ固有の問題ではなく、業界全体に及んでいることを示唆している。