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米スーパー大手アルバートソンズ、業績懸念と格下げで株価が5日続落

Summary
米食品スーパー大手アルバートソンズの株価が5営業日続落。第1四半期決算の不振と通期見通しの下方修正を受け、シティやUBSなど複数のアナリストが投資判断を引き下げたことが売り材料となった。
米食品スーパー大手アルバートソンズ(ACI)の株価が28日の時間外取引で0.6%下落し、11.30ドルを付けた。これで5営業日続落となり、この間の下落率は約26%に達している。市場予想を下回る決算とそれに続くアナリストの格下げが、同社の短期的な見通しに対する懸念を強めている。
アナリストの格付け引き下げが相次ぐ
一連の株価下落の直接的な引き金となったのは、アナリストによる相次ぐ投資判断の引き下げだ。シティは、競争の激化による市場シェアの喪失を理由に、アルバートソンズの投資判断を「買い」から「中立」に引き下げ、目標株価も17ドルから11ドルに下方修正した。
これに先立ち、UBSも同様に投資判断を「買い」から「中立」へ引き下げ、目標株価を20ドルから12ドルへ変更している。UBSは格下げの理由として、消費者の需要を圧迫する逆風、競合他社と比較して高い価格設定、そして11の事業部門を4地域に統合するという大規模な事業再編に伴う実行リスクを挙げている。
第1四半期決算の不振が引き金に
Ad両社の格下げは、7月23日に発表された2026年度第1四半期決算を直接の原因としている。同社の調整後1株当たり利益(EPS)は0.42ドルとなり、市場コンセンサス予想の0.54ドルを大きく下回った。
さらに、経営陣は通期の調整後EPS見通しの中間値を1.80ドルへと、約20%の大幅な下方修正を発表した。スーザン・モリスCEOは、価格に敏感な顧客がウォルマート、アマゾン、アルディといった競合他社に流出していることを認めている。
投資家心理が悪化、株価は52週安値圏に
大幅な減益決算、通期見通しの下方修正、CFOの退任、そして複数のアナリストによる格下げという負の連鎖が、アルバートソンズの株価に重くのしかかっている。現在の株価は52週安値の10.86ドルに迫る水準で推移しており、52週高値の20.02ドルとは対照的だ。投資家は同社の競争力と短期的な収益力について、厳しい再評価を迫られている。