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エアロバイロンメント株が下落、RBCの格下げが投資家デーの好材料を打ち消す

Summary
ドローン製造大手エアロバイロンメントの株価が9日、RBCキャピタルによる投資判断の引き下げを受けて下落した。前日の投資家デーで示された長期的な成長見通しに対する楽観論が後退した。
ドローン製造大手エアロバイロンメント(AVAV)の株価は9日、アナリストによる投資判断の格下げが嫌気され、反落した。前日に開催された投資家デーで示された強気な長期目標に対する市場の熱気が冷めた形だ。
アナリストの評価引き下げが重しに
RBCキャピタルは、エアロバイロンメントの投資判断を「アウトパフォーム」から「セクターパフォーム」に引き下げ、目標株価も従来の210ドルから180ドルに下方修正した。RBCは、決算発表および投資家デー後の株価上昇は短期的に一巡した可能性があると指摘している。
この動きに追随するように、パイパー・サンドラーも投資判断を「オーバーウエート」で維持したものの、目標株価を248ドルから235ドルへ引き下げた。一連の動きは、急騰後の株価水準に対してアナリストが期待値を再調整していることを示唆している。
投資家デーでの長期目標
エアロバイロンメント経営陣は8日の投資家デーで、野心的な長期財務目標を提示していた。主な目標は以下の通り。
Ad- 2027年度の売上高見通し: 21億2500万ドルから22億2500万ドル(前年比約10%増に相当)
- 2030年度の売上高目標: 35億ドルから40億ドル(本業の年平均成長率で15%〜20%増を示唆)
しかし、このポジティブな材料も、アナリストによる格下げのインパクトを相殺するには至らなかった。
訴訟と会計問題が依然として懸念材料
株価の重しとなっているのは格下げだけではない。米宇宙軍とのSCAR契約のキャンセルや、6月に行われた会計修正に関連する複数の集団訴訟が依然として懸念材料となっている。この会計修正では、営業損失が8,940万ドル過少に計上されていたことが明らかになった。
これらの法的な不確実性が、投資家心理を圧迫し続けている。市場全体もS&P500が0.3%安、ダウ平均が1.1%安と軟調に推移しており、同社固有の逆風を和らげるには至っていない。