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アボット株が急伸、第2四半期決算が市場予想を上回る

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Jul 16, 20261 min read
アボット株が急伸、第2四半期決算が市場予想を上回る

Summary

医療機器大手アボット・ラボラトリーズが発表した2026年第2四半期決算は、売上高と1株当たり利益がともに市場予想を上回った。好決算と成長分野への期待から、同社の株価は時間外取引で大幅に上昇した。

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医療機器大手のアボット・ラボラトリーズ(ABT)の株価が、16日の市場開始前の時間外取引で4.4%急伸した。同日発表された2026年第2四半期決算が、売上高・利益ともにウォール街のコンセンサス予想を上回ったことが好感された。

市場予想を上回る好決算

アボットが発表した第2四半期決算の主要な数値は以下の通り。

  • 調整後EPS(1株当たり利益): 1.33ドル(市場予想:1.28ドル)
  • 売上高: 127億9000万ドル(市場予想:125億2000万ドル)

売上高と利益がともに市場予想を明確に上回ったことが、今回の株価上昇の直接的な要因となった。S&P500種株価指数が0.3%安、ナスダック総合指数が0.9%安と、米国株式市場全体が軟調に推移する中での逆行高であり、同社固有の材料が評価された形だ。

成長事業への期待感が再燃

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決算内容に加え、経営陣が示した事業見通しも投資家に安心感を与えた。特に、投資家が注視していた持続血糖測定器(CGM)事業の売上高について、2桁成長に回帰する見通しが示され、これまでの懸念が払拭された。

また、2026年3月に完了したExact Sciences社の買収効果が第2四半期に初めて通期で寄与し、がん診断薬事業の売上を押し上げた。この買収により、2026年には年間約30億ドルの増収効果が見込まれており、診断薬事業部門の規模拡大に大きく貢献している。

個別材料が主導する株価上昇

この日の株価上昇は、アボット自身の好決算という個別材料が唯一の原動力となっている。米連邦準備制度理事会(FRB)の主要な発表やマクロ経済指標の発表はなく、メドトロニックやボストン・サイエンティフィックといった競合他社からの発表もなかった。

同社株はこれまで52週高値(137.49ドル)を大きく下回る水準で推移しており、アンダーパフォームしていた。そのため、今回のポジティブサプライズは、2026年下半期に向けた投資家の期待を再設定する上で大きなインパクトを持つものとみられる。

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