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3M株が急伸、好決算と通期見通し引き上げを好感

Summary
米複合企業3Mが発表した2026年第2四半期決算は、市場予想を上回る内容となった。同時に通期の業績見通しを引き上げたことで、投資家の買いが集まり、株価は時間外取引で大幅に上昇した。
米複合企業スリーエム(3M)が2026年7月21日の取引開始前に発表した第2四半期決算が市場予想を上回り、通期の業績見通しを引き上げたことを受けて、同社株はプレマーケット取引で5.7%急伸した。
予想を上回る第2四半期決算
同社が発表した2026年第2四半期の調整後1株当たり利益(EPS)は2.40ドルとなり、アナリストのコンセンサス予想(約2.25〜2.27ドル)を大幅に上回った。調整後売上高は65億ドル、本業の増収率は前年同期比で5.4%だった。
また、調整後営業利益率は約24.9%に達し、前年同期から40ベーシスポイント改善した。ウィリアム・ブラウン最高経営責任者(CEO)は声明で、「第2四半期は、1桁台半ばの売上成長、約25%という堅調な営業利益率、2桁台のEPS成長を達成し、予想を上回る力強い結果を出した」と述べた。
通期見通しの上方修正
Ad決算発表と同時に、3Mは2026年通期の調整後EPS見通しを従来の8.50〜8.70ドルのレンジから8.80〜8.95ドルへと引き上げた。この上方修正は、同社の事業軌道に対する経営陣の自信の高まりを示すものと市場は受け止めている。
市場の背景とアナリストの評価
この決算は、S&P500種株価指数が0.5%上昇するなど、米国株式市場全体が堅調な地合いの中で発表された。アナリストの評価は分かれているものの、ゴールドマン・サックスが「買い」推奨、目標株価190ドルでカバレッジを再開したほか、ウルフ・リサーチも「アウトパフォーム」の評価を維持している。一方で、バーンスタインはPFAS(有機フッ素化合物)訴訟問題などを理由に「アンダーパフォーム」の評価を継続している。
今回の好決算とガイダンス引き上げは、堅調な市場環境と相まって投資家心理を刺激し、株価を前日終値の159.11ドルから大きく押し上げる要因となった。