Story
シェルとエクイノール、WTIミッドランド原油をトタルに売却 ディファレンシャルは低下

Summary
火曜日、シェルとエクイノールはプラッツの取引ウィンドウでWTIミッドランド原油カーゴをトタルエナジーズに売却した。価格は前回取引を下回り、ディファレンシャル(価格差)の縮小を示唆している。
Text size
Background
シェルとエクイノールは火曜日、プラッツの取引ウィンドウにおいて、WTIミッドランド原油カーゴ2隻をトタルエナジーズに売却した。取引価格は前回から低下し、米国産原油の欧州向け価格差が縮小していることを示している。
取引の詳細
報告によると、トタルエナジーズは2件の取引を成立させた。
- シェルから購入したカーゴは、8月30日~9月3日渡しで、価格はデーテッド・ブレントに対し1バレルあたり4.95ドルのプレミアム(CIFロッテルダムベース)。
- エクイノールから購入したカーゴは、8月24日~28日渡しで、価格はデーテッド・ブレントに対し1バレルあたり5.00ドルのプレミアム(CIFロッテルダムベース)。
これらの価格は、FOB(本船渡し)ベースに換算すると、それぞれ1バレルあたり3.26ドルと3.31ドルのプレミアムに相当すると算出されている。
Ad市場の動向と背景
今回の取引価格は、ディファレンシャルの低下傾向を裏付けるものとなった。ウィンドウでの最後のWTIミッドランド取引は8月4日に行われ、その際はグレンコアがエクイノールに対し、デーテッド・ブレント比で5.50ドルのプレミアム(CIFロッテルダムベース)で売却していた。今回の取引は、これよりも大幅に低い水準となっている。
この日のウィンドウでは、他にも動きが見られた。トタルは9月1日~5日渡しのカーゴに対し、デーテッド・ブレント比5.00ドルのプレミアムで買い付け提示(ビッド)を行った。一方、エクイノールは同5.05ドルおよび5.75ドルでの売り付け提示(オファー)2件を取り下げた。また、BPはヨハン・スヴェルドルップ原油をデーテッド・ブレント比1.30ドル、ブレント原油を同3.15ドルのプレミアムでそれぞれオファーした。