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小麦先物、反落の見通し 黒海情勢緊迫で約1年半ぶり高値から一服

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Sep 2, 20261 min read
小麦先物、反落の見通し 黒海情勢緊迫で約1年半ぶり高値から一服

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シカゴ商品取引所(CBOT)の小麦先物は、黒海地域からの供給懸念を背景に2023年2月以来の高値を付けた後、利益確定の売りに押され反落して始まる見通しだ。

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シカゴ商品取引所(CBOT)の小麦先物は、水曜日の取引再開時に1ブッシェルあたり6~8セント安で始まると予想されている。前日には黒海地域における地政学リスクの高まりを背景に、2023年2月以来の高値を記録しており、高値警戒感から利益確定の売りが先行する見込みだ。

背景:黒海地域の供給不安

小麦相場は、ロシアとウクライナの紛争激化により、黒海経由の穀物輸出が滞るとの懸念から急騰していた。ウクライナ農業省によると、同国の8月の穀物輸出量は前年同月比で約58%減少した。

こうした状況に対し、ロシアのラブロフ外相は、ウクライナ産穀物の安全な輸出を保証する合意を再開する根拠はないとの見解を示している。一方でトルコのエルドアン大統領は、黒海における商業海上輸送の安全を恒久的に確保する仕組みが必要だと訴えている。

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市場の動きとロシアの政策

CBOTの12月限・軟質赤色冬小麦は、直近の取引で6.75セント安の1ブッシェル7.75ドルで引けている。契約上の最高値を更新した後に反落した形だ。

市場の注目点として、世界最大の小麦輸出国であるロシアが、2026年末まで穀物に対する輸出関税を停止すると発表した。この措置は、長期的にはロシア産小麦の国際市場における競争力を高める可能性があるが、短期的には依然として黒海地域の物理的な輸出能力が最大の焦点となっている。

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