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ノルウェーのストアブランド、好決算と自社株買い発表で株価急騰

Summary
ノルウェーの貯蓄・保険大手ストアブランドが、保険事業の好調に支えられた第2四半期の増益決算と、10億クローネの新たな自社株買いプログラムを発表したことを受け、株価が急騰し52週高値を更新した。
ノルウェーの貯蓄・保険グループであるストアブランド(Storebrand)の株価が15日、4.5%急騰し197.1ノルウェー・クローネ(NOK)に達した。同日発表された2026年第2四半期決算が大幅な増益となったことに加え、新たな自社株買いプログラムが好感された。
大幅増益となった第2四半期決算
同社が発表した第2四半期のグループ利益は、前年同期の14億3000万クローネから26%増の18億クローネに達した。税引後利益は19%増の13億8000万クローネ、営業利益は17%増の11億2000万クローネと、軒並み2桁成長を記録した。
好業績の背景には、規律あるコスト管理もある。グループの営業費用は2.8%の増加にとどまり、経営陣が掲げる年間5%の上限を大幅に下回った。また、運用資産残高(AUM)は前年同期比10%増の過去最高となる1兆6600億クローネに達した。
保険事業が全体の成長を牽引
今四半期の業績を牽引したのは、特に保険事業だった。同部門の利益は40%増の8億8900万クローネと大幅に増加。これは、保険料収入の増加と個人向け事業における保険金支払いの減少が寄与した。
Ad保険引受の収益性を示すコンバインド・レシオ(損害率と事業費率の合計)は、前年同期の91.4%から86.7%へと大幅に改善した。また、ポートフォリオ保険料は12%増の111億クローネに拡大した。
新たな自社株買いと市場の反応
ストアブランドは決算と同時に、10億クローネを上限とする新たな自社株買いプログラムを発表した。これは、2030年までに少なくとも総額120億クローネの自社株買いを完了するという長期目標の一環である。同社のソルベンシー・マージン比率は、自社株買い実施の基準となる175%を十分に上回っており、財務の健全性を示している。
2桁台の利益成長、過去最高の運用資産残高、厳格なコスト管理、そして新たな株主還元策という複合的な好材料が投資家に評価され、同社の株価は52週高値を更新する展開となった。