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ショットファーマ株が急騰、好決算と通期見通し引き上げを好感

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Jul 9, 20261 min read
ショットファーマ株が急騰、好決算と通期見通し引き上げを好感

Summary

注射剤向け包装材大手のショットファーマは、市場予想を上回る第3四半期暫定決算と通期業績見通しの上方修正を発表し、株価が15%以上急騰した。顧客との紛争解決やアナリストによる格付け引き上げも追い風となった。

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注射剤向け包装材の専門メーカーであるショットファーマ(SCHOTT Pharma)の株価が9日、15.2%高の20.30ユーロまで急騰した。前日引け後に発表された2026年度第3四半期の好調な暫定決算、通期業績見通しの上方修正、そして長年の懸念材料であった顧客との紛争解決が複合的な好材料となった。

予想を上回る業績と見通し引き上げ

同社が水曜日の取引終了後に発表した2026年度第3四半期の暫定決算は、市場関係者にポジティブな驚きをもたらした。主要な指標は以下の通り。

  • 恒常為替レートベースの売上高成長率: 約8%となり、市場コンセンサス予想の3.5%を2倍以上上回った。
  • EBITDAマージン: 約27%を確保した。

この力強い四半期業績を受け、経営陣は2026年度通期の見通しを上方修正した。恒常為替レートベースの売上高成長率見通しは従来の2~5%から5~6%へ、EBITDAマージン見通しは従来の約27%から27~28%へとそれぞれ引き上げられ、いずれも現在の市場予想を上回る水準となっている。

懸念材料の払拭とアナリストの再評価

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業績面に加え、投資家心理の重しとなっていた問題が解決したことも株価を押し上げた。同社は、2025年12月の利益警告の引き金となったガラス製注射器の主要顧客との紛争について、和解に達したことを明らかにした。これにより、事業を巡る不透明感が払拭された。

この発表に先立ち、アナリストの評価も改善傾向にあった。RBCキャピタルはショットファーマの投資判断を「セクターパフォーム」から「アウトパフォーム」に引き上げ、目標株価を18ユーロから21ユーロに修正。また、ドイツ銀行も7月6日に投資判断を「買い」とし、目標株価を22ユーロとしていた。一連の好材料が、アナリストのポジティブな見方を裏付ける形となった。

市場の反応

好決算、通期見通しの引き上げ、懸念材料の解消、そして相次ぐアナリストの格付け引き上げという複数の強力な材料が重なり、同社株は前日終値の17.62ユーロから一時21.50ユーロまで上昇した。同日のドイツ株式市場はDAX指数が0.5%高となるなど堅調だったが、ショットファーマの株価上昇は市場全体の地合いよりも、主に同社固有のニュースフローによってもたらされたものである。

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