Story
ナイジェリア国営石油、9月積み原油を提示 中東情勢が価格を支援

Summary
ナイジェリア国営石油会社(NNPC)が9月積みの原油カーゴをスポット入札に出した。中東での供給懸念が西アフリカ産原油の価格を下支えする中、市場は安定的に推移している。
Text size
Background
ナイジェリア国営石油会社(NNPC)が9月積みの原油カーゴをスポット入札に出しており、市場参加者の注目が集まっている。月曜日の取引で、西アフリカ産原油の価格差は安定的に推移した。
NNPC、9月積み原油を入札
入札書類によると、NNPCは2つのカーゴを提示している。入札の締め切りは火曜日の西アフリカ時間午後8時となっている。
- コースソーン原油: 95万バレル、9月21日~22日積み
- ボニーライト原油: 95万バレル、9月30日~10月1日積み
市場関係者によると、9月積みのオファーが出始めているにもかかわらず、8月積みの西アフリカ産原油カーゴが約20件、依然として買い手を探している状態だという。
市場の動向と背景
Ad金曜日には、9月6日~7日積みのナイジェリア産クア・イボエ原油が、指標となるデーテッド・ブレントに6.00ドルを上乗せした水準でオファーされたと、あるトレーダーは伝えている。
複数のトレーダーによると、西アフリカ産原油の売り手はここ数回の取引で、中東における供給障害の拡大を背景にオファー価格を引き上げている。ホルムズ海峡や紅海での不安定な情勢に関する情報が待たれる中、市場の取引は限定的となっている。
代替供給源への需要
こうした供給懸念を背景に、アジアの買い手は代替調達先を模索している。インド石油公社(IOC)は中東からの供給途絶を補うため、西アフリカおよび中南米産原油の購入を増やしている。これは同社の財務責任者であるアヌジ・ジェイン氏が土曜日に述べたもので、需要サイドの変化が西アフリカ産原油の価格を支える一因となっている。