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ルシード株、破産報道で急落後に下げ幅縮小 会社側は憶測を否定

Summary
電気自動車(EV)メーカーのルシード・グループの株価が、破産申請を検討中との報道を受け一時55%急落した。その後、同社が報道内容を公式に否定したことで、株価は下げ幅を大きく縮小した。
電気自動車(EV)メーカー、ルシード・グループ(LCID)の株価は14日、同社が破産申請を検討しているとの報道を受け一時55%もの急落を記録した。しかし、会社側が報道内容を全面的に否定したことを受け、最終的には下げ幅を約20%まで縮小して取引を終えた。
報道の経緯と会社の対応
発端は、ニュースサイト「electric-vehicles.com」が、ルシードが再建アドバイザーのアリックスパートナーズと協力し、事業再編の選択肢を検討していると報じたことだった。報道によると、選択肢には非公開化や連邦破産法第11条の適用申請が含まれているとされた。この報道を受けて株価は急落し、ボラティリティの高さから複数回にわたり売買が一時停止された。
その後ルシードはブルームバーグへの電子メールによる声明で、破産申請の噂を「完全に虚偽である」と強く否定した。同社はアリックスパートナーズと協力している事実を認めたものの、その目的は破産準備ではなく「業務執行の改善を支援するため」であると説明した。
Ad市場への影響と背景
ルシードの否定声明を受けて株価は下げ幅を縮小したものの、投資家の間には依然として懸念が残る形となった。この混乱はEV市場全体にも波及し、競合の米EVメーカーであるリヴィアン・オートモーティブの株価も約3%下落した。
ルシードは、筆頭株主であるサウジアラビアの政府系ファンド(PIF)からの資金援助に大きく依存している。同社は、来年後半までの事業継続に十分な現金を保有していると述べており、現在は事業の最適化、コスト削減、および新型の中型車の投入成功に向けて取り組んでいる最中だとブルームバーグは報じている。