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リビア、主要油田の生産を停止-抗議活動による施設閉鎖で

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Jul 28, 20261 min read
リビア、主要油田の生産を停止-抗議活動による施設閉鎖で

Summary

リビア国営石油会社(NOC)は、抗議デモ隊がメリタ石油・ガス施設を占拠したことを受け、エル・フィール油田の生産を停止したと発表した。この事態は国内の電力供給に深刻な影響を及ぼす恐れがある。

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リビア国営石油会社(NOC)は火曜日、抗議デモ隊がメリタ石油・ガス施設に侵入し閉鎖に追い込んだことを受け、主要なエル・フィール油田の生産を停止したと発表した。この供給停止は、すでに不安定な国内の電力供給にさらなる打撃を与える可能性がある。

生産停止の経緯

NOCの声明によると、抗議デモ隊は火曜日の早朝にメリタ施設を襲撃し、操業の停止を余儀なくされた。これを受け、NOCはエル・フィール油田の生産を完全に停止し、ワファ油田の操業も部分的に停止した。

リビアの石油生産は、2011年にカダフィ政権が崩壊して以来、政治的・技術的な問題により頻繁に中断されてきた。NOCは今回の事態を「深刻な懸念」をもって監視していると表明している。

電力供給への深刻な影響

今回の生産停止は、原油供給だけでなく、国内の電力インフラにも直接的な影響を及ぼしている。NOCは、この閉鎖によって発電所に必要な燃料とガスが大幅に不足し、すでに複数の発電ユニットが稼働を停止したと警告した。

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NOCは「この状況が続けば、公共電力網の不安定化リスクが高まり、さらなる発電ユニットの停止につながる可能性がある。最終的には大規模な停電、あるいは電力網全体の崩壊に至る可能性も否定できない」との見解を示している。トリポリを拠点とする政府の声明によれば、ドベイバ首相は治安部隊に対し、施設の管理を奪還し、ガスラインを再開して発電所への供給を直ちに再開するよう指示した。

市場への示唆と背景

エル・フィール油田は、通常時で日量8万~9万バレルの原油を生産する能力を持つ。今回の停止は、この量の原油が市場から一時的に失われることを意味する。

メリタ施設は、NOCとイタリアのエネルギー大手Eniとの合弁事業として運営されている。リビアにおける地政学的リスクが、国際的なエネルギー供給と投資に依然として大きな影響を及ぼしていることを改めて浮き彫りにした形だ。

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