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IBMのAI投資警告で国内IT株が下落、ソフトウェア予算圧迫を懸念

Summary
米IBMがAIインフラへの支出増がソフトウェア予算を圧迫していると警告したことを受け、日本のIT関連株が大幅に下落した。NECや富士通などが売られ、市場ではITサービス企業への影響が懸念されている。
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Background
米IT大手IBMが発表した弱い売上高見通しを受け、日本のIT関連株が水曜日の市場で大きく値を下げた。企業の旺盛なAI(人工知能)関連投資が、従来のソフトウェアやITサービスへの支出を圧迫するとの懸念が広がった。
IBMの警告と株価急落
IBMは前日の取引で、顧客がAIインフラを確保するためにサーバーやストレージ、メモリーへの支出を優先し、ソフトウェアの購入を先送りしていると警告。これを受けて同社株は25%の急落を記録した。
同社が示した第2四半期の売上高見通しは約172億ドルとアナリスト予想を下回り、過去1年あまりで最も低い成長率となる見込み。供給が限られるハードウェアの確保を企業が急ぐ一方で、ソフトウェアへの投資が後回しにされている実態が浮き彫りになった。
国内IT関連株への波及
Adこの動きは東京市場にも波及し、法人向けIT支出に事業を依存する国内企業に売りが集中した。市場全体が軟調な中で、関連銘柄は特に大きく下落した。
- 日本電気 (NEC、6701): 5%下落
- 富士通 (6702): 5.5%下落
- ベイカレント・コンサルティング (6532): 約7%安
- 野村総合研究所 (4307): 5%下落
市場の懸念と見通し
IBMの警告は、AIブームがもたらす影響の二面性を市場に改めて意識させた。半導体やデータセンター関連機器への需要を押し上げる一方で、企業のIT予算が再配分されることにより、ソフトウェアベンダーやITサービス企業の収益を圧迫する可能性が指摘されている。投資家は、企業向けITサービスを手掛ける企業の今後の見通しについて、再評価を迫られている。