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イラク、OPECプラスの生産枠基準を日量600万バレルへ引き上げ要求

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Sep 10, 20261 min read
イラク、OPECプラスの生産枠基準を日量600万バレルへ引き上げ要求

Summary

OPECプラスが加盟国の生産能力を見直す中、イラクは生産枠の基準を現行水準から大幅に引き上げ、日量600万バレルに設定するよう要求していることが報じられた。この要求は、現在の割り当てを大幅に上回るもので、市場の専門家からは懐疑的な見方も出ている。

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ブルームバーグが関係者の話として報じたところによると、イラクは石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成される「OPECプラス」に対し、自国の生産枠の基準を日量600万バレルに設定するよう要求している。これは、現在OPECプラスが進めている加盟国の生産能力に関する見直しの一環として提示されたものだ。

大幅な引き上げ要求

この要求が認められれば、イラクの生産目標は大幅に引き上げられることになる。OPECプラスがイラクに設定している9月から10月にかけての生産上限は日量443.1万バレルであり、要求水準はこれを150万バレル以上も上回る。

OPECプラスは現在、外部コンサルタントを起用して各加盟国の持続可能な最大生産能力を評価している。この調査は9月末までに完了し、11月に開催される閣僚会合で正式に承認される見通しだ。イラクは、このタイミングで自国の生産能力を最大限にアピールし、将来の増産に向けた有利な条件を確保する狙いがあるとみられる。

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市場の懐疑的な見方と潜在的リスク

しかし、イラクの要求する水準については、実現性に疑問を呈する見方が多い。国際エネルギー機関(IEA)は、イラクの持続可能な生産能力を日量約490万バレルと推定しており、600万バレルという数字には大きな隔たりがある。

また、ブルームバーグの調査によると、ホルムズ海峡の輸送障害などの影響で、イラクの8月の平均日産量は298万バレルにとどまった。過去には、生産枠が十分に引き上げられない場合、OPECからの脱退も辞さない構えを見せたこともあり、今回の要求がOPECプラス内の新たな緊張の火種となる可能性も指摘されている。

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