Story

金価格が下落、ドル高とFRBの政策決定控え警戒感

ENTHMSVIIDZHZH-TWJAKOHI
Jul 28, 20261 min read
金価格が下落、ドル高とFRBの政策決定控え警戒感

Summary

27日のアジア市場で金価格は下落。米ドルが約1カ月ぶりの高値圏で推移していることや、米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策発表を前に投資家が様子見姿勢を強めていることが背景にある。

Text size
Background

27日のアジア市場で金価格は小幅に下落した。米ドルが約1カ月ぶりの高値圏で推移していることが重しとなったほか、米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策決定を前に投資家が警戒姿勢を強めている。

金現物(スポット)価格は0.7%安の1オンス=4,049.12ドル、米金先物は同様に下落し4,049.10ドルで取引された。

FRBの金融政策決定会合に注目

市場の最大の注目点は、2日間の日程で開かれている米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果だ。大方の予想では、FRBは今回、政策金利を据え置くと見られている。

しかし、CMEグループのFedWatchツールによると、市場は今週の利上げの可能性を約40%、9月の会合での利上げを80%の確率で織り込んでおり、年後半の追加引き締めへの警戒感は根強い。金利の上昇は、利息を生まない金(ゴールド)の保有に伴う機会費用を高めるため、通常は金価格にとってマイナス要因となる。

ドル高が重し、重要経済指標も控える

金価格を圧迫しているもう一つの要因は、ドル高だ。主要通貨に対するドルの価値を示すドルインデックスは、約1カ月ぶりの高値水準を維持している。ドル建てで取引される金は、ドルが上昇すると他通貨の保有者にとって割高となり、需要が減退する傾向がある。

Sample IUX Markets – In-articleAd

投資家はまた、今週後半に発表される第2四半期の米国内総生産(GDP)やFRBがインフレ指標として重視する個人消費支出(PCE)価格指数といった重要経済指標を前に、ポジションを調整している。アナリストは、FRBからより明確な指針が示されるまで、金は当面、一定のレンジ内での取引が続くと指摘している。

その他の貴金属も下落

金の下落に連動し、他の貴金属も値を下げた。

  • 銀(スポット)は1.6%安の1オンス=57.483ドル
  • プラチナ(スポット)は0.6%安の1オンス=1,612.60ドル

ロンドン金属取引所(LME)の銅先物も0.5%下落した。

Back to latest news

LATEST