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ギェンシディゲ、第2四半期は増益で予想上回る デンマークでの一時費用を吸収

Summary
ノルウェーの保険大手ギェンシディゲが発表した第2四半期決算は、税引前利益が市場予想を上回った。デンマークでの訴訟関連費用を、保険引受業務の利益率改善と厳格なコスト管理で相殺した。
ノルウェーの保険大手ギェンシディゲ・フォシュクリング(Gjensidige Forsikring ASA)が発表した第2四半期決算は、税引前利益がアナリスト予想を上回り、好調な内容となった。デンマークにおける労働者災害補償に関する最高裁判決に伴う一時的な費用を、保険事業本業の利益率改善とコスト管理の徹底によって吸収した。
第2四半期決算、市場予想を上回る
同社が発表した第2四半期の税引前利益は27億9000万ノルウェー・クローネ(NOK)となり、同社が集計したアナリスト12名の平均予想である25億6000万NOKを上回った。損害保険サービスによる利益も23億8000万NOKと、市場予想の21億2000万NOKを超える結果となった。
一方で、デンマーク最高裁の判決に関連し、4億1930万NOKの一時的な費用を計上した。同社は声明で、「この一時費用を除けば、継続的な増収、利益率の改善、強力なコスト管理に牽引され、損害保険サービス利益は前年同期比で大幅に増加した」と説明している。
主要な経営指標が改善
保険事業の収益性を示す重要な指標であるコンバインド・レシオ(損害率と事業費率の合計)は78.9%となり、市場予想の81.2%を大幅に下回った。この数値は低いほど保険引受業務の収益性が高いことを示しており、投資家にとってポジティブな材料となる。
Adその他の主要な指標は以下の通り。
- 損害保険料収入:112億6000万NOK(市場予想は112億4000万NOKとほぼ同水準)
- 基礎的損害率:58.5%(市場予想の63.7%より良好)
- 事業費率:11.7%(市場予想と一致)
- 1株当たり利益(EPS):4.18NOK(前年同期の4.42NOKからは減少)
財務の健全性と今後の目標
財務の健全性を示すソルベンシー・マージン比率は188.7%となり、市場予想の189%とほぼ一致し、健全な水準を維持している。同社は2026年までの財務目標として、コンバインド・レシオ82%未満、事業費率約13%、自己資本利益率(ROE)24%超を掲げている。