Story
ゼネラル・ミルズは、最高執行責任者(COO)のダナ・マクナブをジェフ・ハーメニングの後任として最高経営責任者(CEO)に任命した。

Summary
消費財メーカーは、高インフレとプライベートブランドとの競争に直面する中、27年のキャリアを持つベテランのダナ・マクナブ氏を次期最高経営責任者(CEO)に任命した。就任は1月1日付。
ゼネラル・ミルズは水曜日、最高執行責任者(COO)のダナ・マクナブ氏を次期最高経営責任者(CEO)に任命したと発表した。就任は1月1日付。27年間同社に勤務するベテランであるマクナブ氏は、約10年間CEOを務めたジェフ・ハーメニング氏の後任となる。ハーメニング氏は今後、会長職に就任する。
経験豊富な社内人材が舵取り
マクナブ氏の任命は、シリアル「チェリオス」やペットフード「ブルーバッファロー」などを製造する同社が厳しい経営環境に直面する中で、経験豊富な社内人材をトップに据えることを意味する。マクナブ氏はゼネラル・ミルズでの在職期間中、企業戦略、マーケティング、国際事業など、上級管理職を歴任してきた。50歳のマクナブ氏は、同社初の女性CEOとなる。
今回の経営陣交代は、ハーメニング氏の下で行われた大規模な事業再編の後に行われる。特に、ブルーバッファローの買収によるペットフード市場への本格的な参入は大きな成果だった。ハーメニング氏はまた、同社のデジタル機能への投資拡大も指揮した。
市場の逆風への対応
ゼネラル・ミルズは、多くの消費財メーカーと同様に、インフレの継続、サプライチェーンコストの上昇、そして消費動向の変化といった課題に直面している。消費者の価格意識の高まりに伴い、低価格のプライベートブランドが市場シェアを拡大しており、同社は激しいプレッシャーにさらされている。
Adアナリストは、マクナブ氏が成長の回復という大きな課題に直面すると指摘している。ザックス・インベストメント・マネジメントのチーフ・マーケット・ストラテジスト、ブライアン・マルベリー氏によると、彼女の主な任務は「消費者が依然として高い選択眼を持つ市場において、馴染みのあるブランドに価格に見合う価値を持たせること」だという。ハイトワー・アドバイザーズのステファニー・リンク氏は、収益性の高い成長への回帰とサプライチェーンの近代化が重要な目標になると付け加えた。
市場の反応と見通し
ゼネラル・ミルズ(NYSE: GIS)の株価は、発表後、午前中の取引で約3%下落した。株価は年初来約27%下落しており、消費財セクターの利益率維持と販売量増加に対する投資家の懸念が広がっていることを反映している。
こうした逆風にもかかわらず、ゼネラル・ミルズは今月初め、アナリスト予想を上回る第1四半期の売上高と利益を発表し、通期業績見通しを再確認した。