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中東の原油生産、2027年末も紛争前水準を下回る見通し=米EIA

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Aug 11, 20261 min read
中東の原油生産、2027年末も紛争前水準を下回る見通し=米EIA

Summary

米エネルギー情報局(EIA)は、中東地域の紛争による生産障害が続き、2027年末時点でも一部の産油国の生産量が紛争前の水準を回復しないとの見通しを示した。貿易が正常化しても日量60万バレルの生産が停止したままになると予測している。

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米エネルギー情報局(EIA)が火曜日に発表した月次報告によると、中東の一部の産油国では、たとえ来年初頭に貿易パターンが正常化したとしても、2027年末までに原油生産量を紛争前の水準に回復させることは困難であるとの見通しが示された。

生産回復の遅れを予測

EIAは8月の短期エネルギー見通しで、ホルムズ海峡を通る海上輸送の混乱やエネルギーインフラへの攻撃により、中東の産油国が大幅な減産を余儀なくされていると指摘した。同局は、この混乱が世界の供給を削減し、原油価格を数年来の高値に押し上げたと分析している。

  • 7月の中東における生産停止量は、日量約550万バレルと推定される。
  • これは、世界の石油消費量の5%以上に相当する規模である。

EIAは、ホルムズ海峡の通航は今月いっぱい厳しい制約に直面し、9月から徐々に増加に転じると想定している。しかし、過去にも同様の予測が紛争の継続により実現しなかった経緯がある。

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仮に2027年初頭までに中東の原油生産と世界貿易の大半が紛争前の水準に回復した場合でも、2027年末まで日量約60万バレルの生産が停止したままになるとEIAは予測している。

世界の需給と価格への影響

この見通しを受け、EIAは今年の年間世界石油生産量予測を、7月の見通しから約1%引き下げ、日量平均1億80万バレルとした。一方で、世界の石油需要量予測は日量1億400万バレルで据え置かれた。

供給不足の拡大が見込まれることから、EIAは2026年と2027年の原油価格見通しを引き上げた。中東の生産回復の遅れが、世界のエネルギー市場の引き締まりを長期化させる可能性を投資家に示唆している。

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