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キューバ、全国的な送電網が崩壊 全土が停電

Summary
キューバの国営電力会社は、日曜遅くに全国の送電網が崩壊し、約1000万人が暮らす全土が停電に陥ったと発表した。老朽化したインフラと米国の制裁による燃料不足が深刻化している。
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Background
キューバの国営電力会社ウニオン・エレクトリカは、日曜遅くに全国の送電網が崩壊し、島全体が停電に見舞われたと発表した。この停電により、約1000万人の住民が影響を受けている。
背景:頻発する停電とインフラ問題
今回の全国的な停電は、キューバのエネルギーインフラが直面する深刻な問題を浮き彫りにした。同国では停電が頻発しており、報道によると7月だけで3回の全国的な停電が発生していた。
根本的な原因は、老朽化したエネルギーインフラと、米国の石油禁輸措置によって悪化した燃料不足にある。電力システムへの圧力は増大し続けており、安定的な電力供給が極めて困難な状況となっている。
米国の制裁と燃料危機
キューバのエネルギー危機は、米国の制裁によってさらに深刻化している。かつて主要な石油供給国であったベネズエラからの供給は、トランプ前米政権が課した石油禁輸措置により大きな打撃を受けた。
Adさらに、米国からの圧力強化を受け、メキシコからの輸入も停止している。これにより、キューバは発電に必要な燃料を確保することが一層困難になっている。
エネルギー部門開放への動き
深刻な燃料不足と厳しい経済制裁を受け、キューバ政府はエネルギー部門の慎重な開放を進めている。最近では、外国資本による初の燃料輸入事業が認可された。
また、国内の約200社に対し、燃料の卸売事業への参入を許可するなど、供給網の多角化を図る動きも見られる。しかし、これらの措置が電力網の安定化に直結するには、まだ時間を要するとみられる。