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センティーン株が反落、同業の利益率悪化で医療費高騰を警戒

Summary
米医療保険大手センティーンの株価が、前日に52週高値を更新した直後に反落。競合エレバンス・ヘルスの決算で医療費の高騰が示唆され、セクター全体の収益性に対する懸念が広がった。
米医療保険大手センティーン(CNC)の株価が15日の時間外取引で3.8%下落し、66.10ドルまで値を下げた。前日には52週高値となる69.36ドルを記録したばかりだったが、同業他社の決算を受けて利益確定の動きが優勢となった。
エレバンス・ヘルスの決算が波紋
下落の引き金となったのは、同業のエレバンス・ヘルスが発表した決算内容だ。同社の利益率が市場予想を下回ったことで、医療費の高騰が保険会社の収益を圧迫し続けるとの懸念が投資家の間で再燃した。
このニュースを受け、投資家はマネージドケア(医療保険)セクター全体の業績見通しを再評価する動きを見せている。センティーン株は過去1年で最も劇的な回復を遂げた銘柄の一つであり、今回のセクター全体の懸念は、高値圏での利益確定売りを誘発する格好となった。
慎重なアナリスト評価と今後の焦点
Adアナリストの評価は依然として分かれている。ウェルズ・ファーゴは同日、目標株価を56ドルから69ドルへ引き上げたが、これは既に株価が上回っていた水準だ。一方、トゥルーイスト証券は目標株価を78ドルに引き上げ、「買い」の評価を維持している。
しかし、アナリスト全体では「ホールド」評価が13件あるのに対し、「買い」評価は7件にとどまっており、株価をさらに押し上げるほどの強い確信には至っていない。市場の関心は、7月28日に予定されているセンティーンの第2四半期決算に集まっている。同社のコスト管理策やメディケイド事業の利益率回復が、現在の株価水準を正当化できるかが試されることになる。
市場全体の動きとは逆行
この日の米国株式市場では、S&P500種株価指数やナスダック総合指数が小幅に上昇しており、センティーン株の下落は市場全体ではなく、セクター固有の問題であることを示唆している。投資家は、決算発表を前に慎重な姿勢を強めているようだ。