Story

CBOT小麦、米需給報告を控え6週間ぶり高値

ENTHMSVIIDZHZH-TWJAKOHI
Jul 12, 20261 min read
CBOT小麦、米需給報告を控え6週間ぶり高値

Summary

シカゴ商品取引所(CBOT)の小麦先物価格は、米農務省(USDA)による月次需給報告の発表を前に、ポジション調整の動きから約6週間ぶりの高値を付けた。市場では米国の期末在庫見通しが引き下げられるとの観測が広がっている。

Text size
Background

シカゴ商品取引所(CBOT)の小麦先物価格は10日の取引で上昇し、米農務省(USDA)による重要な月次需給報告の発表を前に、約6週間ぶりの高値を記録した。市場参加者が報告内容を見越してポジションを調整する動きが価格を押し上げた。

需給報告への期待感が先行

市場の最大の注目点は、米国東部時間正午に発表されるUSDAの需給報告だ。アナリスト調査によると、2026-27年度の米国小麦の期末在庫は、6月時点の7億4400万ブッシェルから7億1400万ブッシェルに下方修正されると予想されている。在庫の減少見通しは、需給の引き締まりを示唆するため、買い材料と見なされている。

この期待感を背景に、各限月の価格は上昇した。

  • CBOTの9月限軟質赤色冬小麦は、1ブッシェルあたり13.25セント高の6.33ドルで取引された。
  • カンザスシティー商品取引所(KCBT)の9月限硬質赤色冬小麦は、15.75セント高の6.70ドルを付けた。
  • ミネアポリス穀物取引所(MGEX)の9月限春小麦も、9.5セント高の6.485ドルとなった。
Sample IUX Markets – In-articleAd

欧州の減産懸念と地政学リスクも支援材料

米国の需給見通しに加え、他の地域の供給懸念も相場を支えている。欧州の穀物業界団体Coceralは、熱波の影響を理由に、欧州連合(EU)と英国における軟質小麦の生産高見通しを2%引き下げた。

さらに、市場はロシアとウクライナ間の紛争がエスカレートする兆候を注視している。両国は世界の主要な穀物輸出国であるため、情勢の緊迫化は世界的な供給網に混乱をもたらすリスク要因として意識されている。

Back to latest news

LATEST