Story
ビットコイン、6万2000ドル超え 米雇用統計の軟化で週間での上昇へ

Summary
暗号資産ビットコインの価格が6万2000ドルを上回り、週間での上昇を見込んでいる。米国の労働市場の軟化を示すデータが連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ懸念を後退させたことや、ビットコインETFへの資金流入再開が背景にある。
Text size
Background
暗号資産(仮想通貨)の代表格であるビットコインは金曜日、一時6万2000ドルを上回り、週間ベースで約3%の上昇となる見通しだ。米国の雇用統計が市場予想を下回ったことで、連邦準備制度理事会(FRB)による短期的な利上げへの懸念が和らいだことが背景にある。
最新の米労働市場データが雇用の減速を示唆したことで、市場心理は改善した。金利の低下は一般的に、暗号資産のようなリスク選好度の高い資産への流動性を高め、価格を支える要因となる。
今回の価格回復は、現物型ビットコイン上場投資信託(ETF)への資金流入が再開したタイミングとも重なる。データ分析会社SoSoValueによると、米国の現物型ビットコインETFは7月2日に2億2170万ドルの純流入を記録し、10営業日連続の純流出に終止符を打った。これまでの資金流出は、価格の大きな下落要因となっていた。
Ad金曜日の市場では、他の主要な暗号資産(アルトコイン)も幅広く買われた。時価総額第2位のイーサリアムは4.3%上昇し、XRPは1.2%、カルダノは5.1%それぞれ値を上げた。ソラナやドージコインも上昇を見せている。