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ビットコイン、6万2000ドル台を回復 米雇用統計の軟化で週足プラス圏へ

Summary
米国の軟調な雇用統計を受け、連邦準備制度理事会(FRB)による早期利上げ懸念が後退。ビットコインは6万2000ドル台を回復し、今週はプラス圏での引けとなる見通しだ。
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Background
暗号資産(仮想通貨)の代表格であるビットコインは金曜日、一時6万2000ドルを上回り、週間ベースでの上昇に向けて推移している。米国の労働市場の減速を示す雇用統計が発表されたことで、連邦準備制度理事会(FRB)が近い将来に利上げに踏み切るとの懸念が和らいだことが背景にある。
米雇用統計とETFへの資金流入が追い風
最新の米雇用統計が労働市場の過熱感の緩和を示したことで、市場心理は改善した。これにより、FRBが当面は利上げを見送るとの観測が強まっている。一般的に、借入コストの低下は流動性を改善させ、暗号資産のようなリスク資産にとって追い風となる。
この回復は、数週間にわたって価格の重しとなっていた現物ビットコイン上場投資信託(ETF)への需要が回復したタイミングとも一致する。データ分析プラットフォームSoSoValueによると、米国の現物ビットコインETFは7月2日に2億2170万ドルの純流入を記録し、10営業日連続の純流出に終止符を打った。
市場のセンチメントと今後の展望
ビットコインは、機関投資家の需要減退を背景に、2026年上半期には30%以上下落し、過去数年で最もパフォーマンスの悪い半期となっていた。今週に入り一時5万8000ドルを割り込む場面もあったが、そこから反発している。
AdIGのアナリストは最近のレポートで、「中期的な最大の焦点は、今後数カ月の経済データがFRBのタカ派的な姿勢を実際の行動に移させるほど強いものになるかどうかだ」と指摘している。
アルトコインも全面高
金曜日は幅広い銘柄で買いが優勢となり、主要なアルトコインも上昇した。主な動きは以下の通り。
- イーサリアム(ETH): 4.3%高の1,734.55ドル
- XRP: 1.2%高の1.1059ドル
- ソラナ(SOL): 0.1%高
- カルダノ(ADA): 5.1%高
- ドージコイン(DOGE): 2.1%高