
米主要企業決算、明暗分かれる メタはAI投資増で下落、マイクロソフトは好調
米主要企業の四半期決算が相次ぎ発表され、時間外取引で株価が大きく変動した。AIへの積極投資計画が嫌気されたメタが下落した一方、マイクロソフトはクラウド事業の好調な業績で上昇し、各社の戦略が株価を二分する展開となった。

米主要企業の四半期決算が相次ぎ発表され、時間外取引で株価が大きく変動した。AIへの積極投資計画が嫌気されたメタが下落した一方、マイクロソフトはクラウド事業の好調な業績で上昇し、各社の戦略が株価を二分する展開となった。

29日の米国株式市場は主要3指数がそろって下落。ダウ工業株30種平均は2.18%の大幅安となり、約1カ月ぶりの安値を付けた。工業やテクノロジーセクターの不振が市場全体の重荷となった。

スターバックスが市場予想を大幅に上回る第3四半期決算と、通期の業績見通し引き上げを発表したことを受け、同社株は時間外取引で急伸した。既存店売上高の力強い伸びが投資家の信頼感を高めた。

米国の控訴裁判所は、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BAT)に対し、「ナチュラル・アメリカン・スピリット」の表示が安全性を誤解させたと主張する集団代表訴訟に応じるよう命じた。この判断は、下級審の決定を一部覆すものである。

メキシコ料理チェーンのチポトレが市場予想を上回る第2四半期決算を発表。売上高、利益、既存店売上高の全てが予想を超え、通期見通しも引き上げたことから、株価は時間外取引で大幅に上昇した。

半導体大手のクアルコムは、第4四半期の利益見通しが市場予想を下回ると発表した。アップル向け売上の減少加速やサプライチェーン全体のコスト上昇が事業の重しとなっている。

遠隔医療大手のテラドック・ヘルスは、第2四半期決算で売上高が予想を下回り、通期見通しを大幅に引き下げたことを受け、株価が時間外取引で約24%急落した。

サイバーセキュリティ大手のフォーティネットが発表した第2四半期決算は、売上高・利益ともに市場予想を上回り、通期見通しも上方修正した。これを受けて、同社株は時間外取引で13%急騰した。

中古車ECのカーバナが発表した第2四半期決算は売上高が市場予想を上回ったものの、通期見通しが投資家の高い期待に届かず、株価は時間外取引で大幅に下落した。